スピーカーがモーターと同じコイルと磁石でできていることを実感させます。理科でも実験されますが、電磁誘導を感覚的にわかるためにはいい実験です。また音響機器の仕組みなどにも発展させられます。
●材料●
●方法●
(1)コイルと磁石のスピーカー化
スピーカ本体 ラジカセと接続
磁石とコイルをセロテープで缶に張り付けます。そしてラジカセの出力にコイルを接続すると音がします。
黒板に張り付けたり、机に置いたりつける物により、音質や音量が変化。
(2)モーターのスピーカー化
モーターもスピーカーに 石油缶で音もパワーアップ!
同様にモーターを接続すると音は小さいですが音が出ます。缶などにつけて反響させるとより大きな音になり、はっきりします。
●ポイント●
これは生徒がビックリする実験です。ラジカセなど数多く準備できれば班ごとに楽しめますが、演示実験でもいいでしょう。特にラジカセは値段の高い物だと出力で大音量が出ないよう保護回路が入っていますので、2000円程度?での安物のラジカセがいいようです。石油缶など大型の缶はやはり反響します。音楽はやはり今はやりのアップテンポなものが聞き取りやすいです。
●参考資料●
「いきいき物理わくわく実験」新生出版,愛知・岐阜物理サークル編著,p60
●材料の入手先●
教材カタログに出ている小型アンプを使っても十分いけます。
投稿者:長野県諏訪郡原村立原中学校 村松浩幸
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