TVをオシロスコープ替わりに
最終更新日 1999/12/01


目的
 オシロスコープは自分の声の波形を見たり、いろいろな実験に使えますが、学校によってはないところも多いのではないでしょうか。そこでテレビをオシロスコープの替わりに使ってみましょう。

方法
 
スピーカーにアンプを接続します。その出力をテレビのビデオ端子の映像入力に接続します(音声ではありません)。

  
 

 何もしやべらない状態では真っ黒のままですが、一度声を入力すると

   → 

 のように白黒の縞模様が現れ、音に合わせて光り出します。オシロスコープの様な波形は無理ですが、変化の様子は分かります。音に合わせて模様が動くのは見ていてとてもおもしろいです。音が大きくなると明るくなります。
 なお太陽電池を入力にして1,2m離してアンプで拾うとかなり雑音は多いですが光通信もできます。

 オシロ部分は前に遊んでいたことがありますが、光通信までできることは、参考文献で知りました。
 なおこの文献には縞模様を作れる仕組みも書かれていて、TVが音声信号のレベルを走査線1本あたり1/15780秒というごとに測って濃淡に変えて並べて見せてくれるそうです。

参考文献
 「いきいき物理わくわく実験2」愛知・岐阜・三重物理サークル編著・新生出版 2000円
 


 投稿者  長野県原村立原中学校・村松浩幸

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