コイルに磁石を組み合わせたものをどこにでも貼りつけて、何でもスピーカーにしてしまう「どこでもスピーカー」は、生徒も驚いてしまうのですが、ラジカセなどの音源の出力が500mw以上はほしいところ。しかし、今のラジカセは良くできていて得、イヤホン端子から大きな出力を得ることができません。これは、耳を保護するために、スピーカ回路とは別の回路につながっているためです。
そこで、「どこでもスピーカー」用に、スピーカーからの出力をイヤホン端子に出す改造を思いつきました。
スピーカーの+側の線をはずし、延長線をつぎ足します。適当な長さの線をラジカセの「すきま」(どこかに必ずありますので探して下さい)から出し、イヤホンジャックにハンダ付けします。
私は、ラジカセの電池ボックスのすきまを利用し、ジャックをつなぎ、使わないときは、電池ボックスの中に入れておきます。
なお、くれぐれも「どこでもスピーカー」を扱う時に線をショートさせないようにして下さい。保護回路のないものでは、トランジスタやICが一瞬でパァになりますので。
投稿者:京都府 洛陽工業高校 荻野和俊
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