オートマ君をWindowsXPから制御するには「オートマ君をXP/2000/NTで使用する方法」
などを用いて、フリーウェアのドライバーを登録し、活用するという方法があります
しかしこれを用いても2つの問題があります。
(1)ドライバー設定は技術的に一定詳しくないと難しい
(2)パラレル端子そのものを搭載しないPCが増えている
そこで市販され出した汎用的なUSBI/Oを活用し、オートマ君からUSB制御ができるように改良をしたので紹介します。
とっても簡単ですので、ぜひお試しください
注意!ここで紹介するインターフェイスを使って制御する場合、USB機器は全て外さないと 動作しないことがあります。特にUSBマウスなどご注意ください。USB機器がつながっていた 場合、一度USB機器を全部外してからオートマ君を再起動されるようにしてください |
USB I/Oの紹介
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USBI/Oはテクノキット社が販売している制御学習でUSB制御を利用するためのインターフェイスである(販売価格2,500円)。 このI/OはUSBを介してVBやHSPなどの言語で制御可能になり、扱いも極めて簡単である。今後のPCの動向を考えると、当面の間、制御教具として使用可能なものであるといえる。 ここで公開されているVBからの制御法を元に砂岡氏がオートマ君の入出力をコントロールしているautoio.dllに改良を加え、オートマ君からこのUSBI/Oを制御できるようにした。 ここにテクノキット社が出しているモータードライバー基板を接続すればモーターを制御し、入力信号を取ることが可能になる。将来的にはこちらの方向にシフトしていくことがいいであろう。 |
オートマ君の更新方法 |
1.オートマ君のバージョンを確認
オートマ君の最新バージョンは4.41です。もし古いバージョンの場合はこの機にバージョンアップ下さい ※標準では C:\Program Files\autowin\ です
DLL専用コピーツール 4.7MB 最終更新04/11/07
※手軽にDLLをコピーできます。DLLと同じフォルダに入れてください。
他言語でもautoio.dllは利用が可能です。
例:VBからのautoio.dllの呼び出し方
' 入力命令
Public Declare Function InputWord Lib "autoio.dll" (ByVal port As Integer) As Integer
' 出力命令
Public Declare Function OutputWord Lib "autoio.dll" ( _
ByVal port As Integer, _
ByVal dataword As Integer) As Integer
※InputWord(入力ポートのアドレス)
※OutputWord(出力ポートのアドレス, データ)
USB→パラレルコンバータ |
従来のオートマ君の出力ボードや、他のパラレル制御用のインターフェイスを活用するためにUSBI/Oを活用したUSB→パラレル変換器をテクノキット社に開発してもらった。 開発されたUSB→パラレル変換器により、オートマ君からUSB/I/O→変換基板を介して出力ボードの制御ができるようになった。また改良により、USBの電源をリレーの電源として使用し、従来電池では消耗が多く、ACアダプタの使用が推奨されていた部分を代替し、リレーを電池やACアダプタなしで駆動できるようになったり便利である(ボードで電源スイッチとUSBからの電源の部分を配線する必要有り。またモーター用の単1電池2本は必要) これをまとめて完成されたUSB→パラレル変換器を提供できるようになった。 ※変換基板の問い合わせはテクノキット社まで ※現在、出力ボードとより一体になったIO基板も開発中 |
投稿:三重大学教育学部 村松浩幸
DLL提供:ルクセンブルグ補習授業校 砂岡 憲史
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