オートマ君でネットワーク機能
コンピュータ室にTCP/IP(インターネットで標準的に使われている通信規約)のネットワークが組まれている場合、オートマ君にネットワーク機能を付加することができます。
※ネットワークのセットアップおよびサーバーの取り扱いについては付属のドキュメントを参照ください。ここでは各生徒側での対応のみ記述します。
ネットワーク機能でできること
・相互に作ったプログラムをメッセージと共に送受信できる
・受け取ったプログラムをそのまま編集、実行するか保存するか選択できる
立ち上げ時
ネットワーク機能がセットされている場合、オートマ君を起動するとクラスフォルダの選択後名前の入力画面が出ます。
これはネットワーク上での自分の名前になります。これを入力しないと進めません。
プログラムの送信方法
プログラムを作成したところで【ネットワーク】(SHIFT+F3)を選択します。
現在ネットワークに接続されている人の一覧が表示され、誰に送るのか選択します。
※送信されるのは現在編集しているプログラムです
選択すると1行のメッセージを送ることもできます。キャンセルすれば”コメントなし”で送信されます
以上でプログラム及びメッセージは送信されました。
プログラムの受信方法
相手からプログラムを送られると受信した確認のメッセージが出て、今すぐ表示するか保存するかの選択をします。
今すぐ表示を選んだ場合はそのまま編集画面に入りますが、自分でも編集途中の場合、
というメッセージが表示されます。”はい”を選択すれば受信されたメッセージが編集画面に。”いいえ”を選択すれば受信時のメッセージに再度戻り、保存処理を行います。
保存処理を選択した場合は、保存画面になり、ファイル名をつけて保存処理を行います
このネットワーク機能を使って
・お互いに作ったプログラムを交換。
・大きなプログラムが必要とされる課題をグループで分担し、ネットワークで送り合いながら共同開発。
など考えられます。他にも使い方次第で様々な活用を考えてみましょう。