(1)ユニバーサルギヤボックス
用途:小さい負荷に適しており、水平方向の動きや上下方向の動きに利用できるため、使用範囲が広いのが特徴です。 主にクランク部として使用したり上下運動に使用できます。
(2)ツインモータギヤボックス
用途:基本的に足周りに利用します。
歯車により有効なエネルギー変換が可能です。
また、モータを片方ずつ正転逆転できるため、使用方法によっては仕事部にも利用できます。(3)ハイパワーギヤボックス
用途:パワーが必要な部分に利用します。
但し、モータの回転数を考慮する必要があります。車体重量が500gを越えても1kg以内なら足周りとして十分稼働します。
アドバイス
ギヤボックス名 価格(円) 使用するモーター ユニバーサルギヤボックス 500 RE-130 ツインモーターギヤボックス 700 RE-130 ハイパワーギヤボックス 850 RE-260 OR RE-140 3速クランクギヤボックス 500 RE-130 4速クランクギヤボックス 600 RE-130 ウォームギヤボックス 850 RE-850 遊星ギヤボックスセット 1400 RE-260 OR RE-140 ハイスピードギヤボックス 850 RE-260 OR RE-140
@仕事をする部分の負荷の程度によって、モータの大きさを決定します。
Aクランクを使用せず仕事部とモータを直結する場合は、負荷の程度を十分考慮 する必要があります。
Bモータ → ギヤボックス → 仕事部 のエネルギー変換(伝達)時に、仕事部 の負荷が大きいとロボットの故障の原因となります。
Cピニオンギヤは摩耗しやすいので、予備の部品を多量に準備しておく必要が あります。